OriCiro Genomics

ニュースリリース

2019年4月8日
創業のお知らせ
UTECから4億円を調達、無細胞ゲノム技術を軸に合成生物学のリーディング企業を目指す

オリシロジェノミクス株式会社はこのたび、最初の資金調達であるシリーズAとして株式会社東京大学エッジキャピタル/東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC、本社:東京都文京区、代表取締役社長 郷治友孝)から4億円の出資を受け、事業活動を開始しました。


当社は、立教大学理学部生命理学科の末次正幸准教授が発明した革新的なゲノム技術を実用化する目的で設立されました。現在、ライフサイエンスの研究開発の現場で必要とされる長いDNAの増幅(複製して増やすこと)には大腸菌など微生物の細胞が使われていますが、当社の技術はこれを細胞なし(無細胞系)で実現するものです。細胞を使わないことで、作業時間の短縮や簡便化に加え、配列を選ばずにDNAを増幅することができるようになり、研究開発の効率と対象範囲、さらには質を大幅に向上させることができます。当社はDNA増幅のみならず、多数のDNA断片の連結や編集を含めゲノム操作に関する幅広い技術を保有しており、今後、これら技術の開発と商業化に取り組みます。


ゲノムを改変・合成して有用物質・生物を作り出す合成生物学は、従来のゲノム解読に続く新たな研究開発の潮流として米国中心に世界的に急展開しており、それを産業応用する動きが加速しています。当社の技術は合成生物学の基盤技術として、医薬、診断、物質・エネルギー生産、農業など幅広い分野に応用できる可能性があります。当社は画期的なゲノム技術の提供を通し、合成生物学産業の世界的なリーディング企業となることを目指して事業に取り組みます。今後のご支援をよろしくお願い申し上げます。

会社概要
社名:オリシロジェノミクス株式会社(英語表記:OriCiro Genomics, Inc.)
本社:東京都港区
設立:2018年12月
代表者:平崎誠司